羊と鋼の森 宮下奈都 読んでみた感想
こんばんは。
僕もかっこよく書評とか書けるようになりたいです。
最近kindleを購入し、大学でももっぱらkindleを使って本を読んでいます。コーヒーを飲みながらゆっくり読めるスペースがあるのですがそこがとても心地よくてつい長居してしまいます。
さて、本の購入に関してはみなさんいろんな意見があると思います。
僕は、ブックオフで買うこともあるのですが、何か特別読みたい本があるときはkindleで購入します。ブックオフでは運命的な出会いがあります。僕は運命目当てでよくブックオフに行きます。この本もまさにブックオフでたまたま見つけました。
ブックオフで買うと原作者様にはお金が届かないと聞いたことがあります。宮下さんごめんなさい。
今回は2016年本屋大賞を獲得した「羊と鋼の森」を読んでみました。
題名からは ん?何言ってんだこれという感じだったのですが、読めばあぁなるほどねとなります。
物語の展開としては最後にやや盛り上がりはあるというものの基本的には単調というとつまらなそうだけどなだらかに平和にしっとりと物語は進行していきます。
私は主人公になりきって読んでしまうタイプの人なんですが今回はイマイチ主人公の気持ちを読むことができませんでした。
調律師を目指す主人公がいろんな人と関わっていく中で自分の目標を見つけるというのが大筋だと思いました。純な田舎出身だからこそ感じ取れる鋭く繊細な感覚は都会生まれの私にはわからないところも多かったのですが、そういう世界を持った人もこの世界には存在しているのだということはわかります。
生きていく中で苦しいことにぶつかることもあると思います。私なんかまだ人生経験に乏しい人間ですがそれでも苦しいときはありました。ただ、そんなときに迷って止まってもいいんだと思えるのはその人次第だと思います。それが器であると思います。
ふっと遠くを見ながらコーヒーを飲みたい。そんなときの手元の一冊にぴったりだと思います。
これからも頑張ります。
F0.5
M0.5
I0.6
N0.6
計2.2
おすすめの本やこのブログに対する感想などあったらぜひコメントください。
大切に読みたいと思います。
日の名残り カズオ・イシグロ 読んでみた
こんばんは。
カズオ・イシグロに関してはノーベル賞をとった人?という知識しかありませんでした。この作品はブッカー賞とやらを受賞した(たぶん有名な賞)らしいので読んでみました。
一番印象的だったのはとってもゆったりと時間が流れているような流れの展開だったことです。イギリスが舞台ということもあり美しい景色の描写も素晴らしかったです。
ダーリントン卿という素晴らしい(主人公目線)イギリスの実業家に仕える執事視点から物語は進んでいきます。
基本視点は主人公の回顧という形ですが、時間軸に取り残されることはなく、読みやすい印象でした。言葉遣いは執事という職業らしく?しつこすぎるくらい丁寧で勉強になりました。訳者は土屋政雄さんで、初めて読みましたが、知らない単語も出てきて、これはぜひ原文で読みたいと思わせるような訳でした。
印象的だった文章は
こちらが示したちょっとした親切を感謝され、向こうからも、お返しにちょっとした親切を示してもらいました。明日からの旅がなんだかバラ色に見えてくるほど、私の気分は高揚していた
という部分です。確かにっ!と思いました。普段の生活でも自分では無意識に親切にしても相手に無下な対応をされると少しいやな気持になります。やっぱり親切のやり取りが大事なんですよね。親切にしてもらったら小さくてもいいから、相手にも返してあげる。これから意識していこうと思います。
もっと英文学を読んでみたくなりました。
F0.3
I0.7
N0.5
M0.6
計2.1
元法制局キャリアが教える法律を読む技術学ぶ技術 第3版
こんばんは。
今の時期は大学が忙しくないので読書に時間を費やすことができます。
とても楽しいです。
今回は、法律関係の本を選んでみました。
理由は、自分から遠く離れた世界、けれど知っておいたほうがいい世界と
思ったからです。どうしても大学二年になると自分の専攻(理工)の授業が
増えてしまい、こういったいわゆる文系に属するような授業をとる暇、というより単位の隙がありません。
さらに、法律に関しては全くの初心者であるため、重めの本ではなく、図が適度に散らされていて、初心者も読めるとamazonレビューに書いてあったこちらの本を選びました。
結論から述べますと初心者には少しきついが噛み応えがあり、ちょうどよいという感じでした。
知識0の自分でもあまり止まらずに読み進めることは可能で途中で諦めるようなことは考えられず、読破できました。リーガルな世界の概観をわかりやすい例とイラストを用いて説明されていて、各章の末尾には練習問題があり、こういった種類の本にありがちなただ知識を受け入れるだけのものとは異なり、能動的に知識を引き出さざるをえないので、身にも入りやすいように感じました。
ただ最後のPART3の法律編に関しては、専門的な文章が続くため理解が追いつきにくく、退屈に感じてしまうことも多々ありました。
しかし、総合的には自分の知らなかった世界をわかりやすく案内してくれたので
F 0.2
I0.7
N0.6
M0.2
計 1.8
とします。
※今回からすべての本に星をつけていこうと思います。
僕にとって面白かった(Funny)、興味深かった(Interesting)、斬新だった(Novel)、心を動かされた(ポジティブネガティブ関係なく)(Moved)の四つの項目で一つの項目に対し、1点を満点として、つけていきたいと思います。
Q&A 日本経済のニュースがわかる 2019年度版
こんにちは。
2019年一発目の本になります。
これにした理由としては、日本経済新聞も読みこなせるようになりたいと思ったからです。
そのためには世の中で起こっていることについての基礎知識を手に入れてほうがいいと思いました。政治系の本は著者の主観が含まれていることが多いので、信頼できそうなところの本にしようと思ってこれにしました。
結論から言うと、ごく薄い広い知識を得ることができました。
200ページそこらで40こくらいのニュースを取り上げているため、どうしても各ニュースの文字数は減ってしまうようです。しかし、それが僕みたいな素人にとってはちょうどよい分量でとても読みやすかったです。
自分がいかに世界に目が届いていないか、日本のニュースですら知らないか思い知らされました。
もう成人した以上、甘いことは言ってられなくなりました。これはスタートだと思います。自分が知らないということを知ることができました。
これから、より経済や世界に対するアンテナをビンビンにして、立派な大人になろうと思いました。
自己紹介を兼ねた初ブログ
こんばんは。
いきなりですが、これを書いている今の時刻は0:54です。
自分なりにこれくらいの時間帯の意識が少し薄れているときのほうが
ふっと思いつくことも多いのでこんな深夜にノートパソコンを開いています。
さっそくですが、わたしは20歳なりたて(20190106現在)の大学二年生です。
理系学部に所属しています。
理系を決めたのは高校一年生の頃に、はやく文理選択をしろと迫られ、なんとなく数学が得意だったからです。つまりなんとなく選んだ理系の道を歩き、5年がたってしまいました。
それでも、そろそろ自分の人生について本格的に考えなければならない時期にきていることに気付いてはいるのです。しかし、具体的になにをやったらいいのかがわからない(というのも自分の夢ややりたいことが漠然としすぎているため。)
そこで、巷で話題の読書をしてみることにしてみました。だって今じゃありとあらゆるところで読書は素晴らしい読書は素晴らしいと狂ったように騒ぎ立てられてるじゃないですか。僕は幸い、理系といえど読書が好きなクチなので、それなら読書を通して、この世界のいろいろなことを本の中で体験して、自分のやりたいことをみつけていこうじゃないかと、思い立ったのです。
そしてせっかく読んだなら(インプット)自分の感想やもろもろを文字として残そう(アウトプット)と思ったのです。
長くなりましたが、こんな感じでブログをはじめてみました。
大学に通いながらになるので更新頻度もまちまちですが、自分を鼓舞しながら、攻めの姿勢で頑張ろうと思います。本はさまざまなジャンルに挑戦しようと思っています。
右も左も、、どころか上も下もわからぬ冒険者ですが、頑張ります。
よろしくおねがいします。